分断する世界の資本:地政学的圧力下のESG
ESGはかつて、グローバル資本の共通言語となるはずだった——共通の情報開示制度、整合的なサステナビリティフレームワーク、高まる共通ルールの潮流として。しかし2026年、そのコンセンサスは分断している。米国はDEIやESGの言葉から距離を置き、欧州はCSRDやSFDRでより厳格化し、日本は中間に位置し、新興市場はますます独自の道を歩んでいる。資本配分者はいま具体的な選択に直面している——フレームワークを堅持して米国のディールフローを失うか、言葉を削って欧州での信頼を失うか、それとも地政学が協調しない状況でもインパクト資本を動かし続けられる第三の道を見いだすか。本クローズド・ダイアログでは、シニアの資本配分者たちが同じ部屋に集い、実際に行っている取り組みを比較し、この分断を乗り越えられる具体的な投資アプローチを少なくとも一つ設計する——12か月以内に実行可能なものとして。
登壇者
ウェスリアン大学卒。三井物産でアメリカや東南アジアの不動産開発、森林・植林関連事業等の事業開発に従事。スペイン/IE Business Schoolでサステナビリティやインパクト投資領域を中心に、MBAを取得し、2021年よりデジタルガレージにて、ESG・サステナビリティの新規事業の創出と、インパクトの観点におけるスタートアップの支援等を行う。CFA Institute Certificate...
アナスタシア・ジェイエワは、Tokarev Foundation...
デボラ・マギッドはIBM Venturesの創設チームのメンバーであり、エネルギー、産業、ヘルスケア、サイバーセキュリティといった基幹産業をAIで変革するスタートアップに投資するアーリーステージVC、NextStar Venture Partners(NSVP)にコーポレートVCの視点をもたらしている。True Global...
2024年にJolt Capitalに入社する以前は、マニュライフ・ジャパンのChief Investment...
欧州屈指のベンチャーポートフォリオを有するベルリン拠点のベンチャーファーム、Tiny Supercomputer Investment Companyの共同創業者兼ファウンディング・パートナー。ファースト・ラウンドから欧州で最も野心的な創業者たちを支援し、これまでにユニコーン9社を輩出。次世代の欧州の勝者へのアクセスを求めるLPとの連携を進める。ベルリン在住。